2012年03月30日

ほんとに春なのか?

花粉症はそろそろピークを過ぎたでしょうか?
今年は予想どおり少ないようです。

例年ならデッキや駐車してある自動車のガラスに
うっすらと覆ってしまうくらいの薄黄緑色の花粉を
見ることができましたが今年はそれほどでもありません。

それでも森の中のスギの木の雄花は真っ茶っ茶!


春は本番です。
日中は16℃と暖かくなってきましたが・・・
それでも朝晩の気温の差はまだまだ激しく、
昨日の最低気温は0℃でした。

ハッチョウトンボの棚田は凍結・・・
水面から出た新芽の緑が氷を融かす!


ミズスマシの沢では、スギならぬスギナがたくさん出ていました。
スギナは花粉は飛ばしませんが、胞子を飛ばします。
それがツクシ。


このところの不景気・・・少しながら春?の兆しも

あるような~ないような~・・・

底から再び上向きに!
ツクシのようにグイグイ行こう!

ハローウッズ わだ  

Posted by ハローウッズ at 07:41ハローウッズの森から

2012年03月27日

「森づくり 人と生きものにやさしい路づくり」レポート

3月17日(土)~18日(日)の1泊2日で、
「森づくり 人と生きものにやさしい路づくり」が開催されました。

今回は今年度の森づくりの締めくくり。
写真を見ながら、1年を振り返りました。

「あーあの時こうだったよねー」
「これ〇〇さんじゃない!?」
時折笑い声が起こりながら、思い出話に花が咲きました。


さて今回は森の中で伐採した木や枝を、「土留め木」として山の斜面に
立てかける作業です。

「土留め」というくらいですから、山の土が路の方に崩れてこないようにする
意味もありますが、「すき間」ができることによって、たくさんの生きものが
隠れられる棲みかになるのです。立てかけた木自体を食べる生きものもいます。

作業前の土留め木は何年も経過して一部崩れてしまうような状態でした。
生きものが利用すればだんだん朽ちて崩れていきます。

ここにまた新しい木を立てかけていくのです。

着々と準備を始め、雰囲気もピリっと一変します。

さっそく作業にとりかかります。

今年切り出した木も合わせてきれいに立てかけていきます。

大きさはバラバラに並べることで隙間が生まれて生きものも暮らしやすく
なります。狭いすき間い大きい隙間・・・どんな生きものが来てくれるかな~

元々あった立てかけに、さらに新しい木を重ねていきます。
茂木の山は礫質で岩盤も多く土壌が薄いところもあるので、こうして積み重ねて
いくことで土壌も厚みを増し、土の中の菌や生きものたちが心地よく生きていく
ことができるのだと思います。

モグラも穴を掘りやすくなるかな?

土手の高さに合わせて木を切る人、それを並べる人、
自然とチームワークが生まれます。

順調すぎるくらい短時間で作業が進みました。

時にはこんな木の枝の塊も運び出します。

中学生までも大人の作業の流れの中に溶け込む姿を見ると、
これまでの森づくりワークショップの時間がいかに濃密だったかを
感じさせてくれます。

作業が終わればこの通り。

この場所もまた生きものにやさしい棲みかとなるはずです。

「生きもののために!」と思いやりをもち、考えながらの作業は充実感もあり、
そして日々のリフレッシュにもなったのではないでしょうか。
参加していただきありがとうございました。

たくさんの生きものが健全に生きていてこそ、巡り巡って人が生きていくことが
できます。楽しそうに活動されていた姿を見て、とてもうれしく思いました。

ハローウッズ 山崎 他スタッフ一同

次回2012年度第1回目は、4月7日(土)~8日(日)
森づくり 2012年度事始め」。
みなさんの参加、お待ちしていま~す。
  

Posted by ハローウッズ at 08:30ハローウッズのプログラムレポート

2012年03月23日

おいしいしるし

ムササビが巣づくりをしているようです。

疲れてしまったのか、スギの皮を中途半端に
出したままで寝てしまったようですが・・・。

こちらはムササビが冬の間も青々とした
葉をつけているシラカシを食べた痕です。
この時期のご馳走ですね。

二つに丁寧に折って食べるので
ほぼ左右対称、こんな形になります。
でも最後まで食べずに残します・・・・
次から次へと。

こちらも中途半端

でもそこが可愛かったりします。

美味しいものがあると次から次へ
手を出したくなってしまうのはヒトも同じですね。

ハローウッズ わだ


おいしいといえばハローウッズのオートキャンプ場の春限定プラン。
もりMOBIプラス」が明日からスタートします!
  

Posted by ハローウッズ at 08:29お知らせ

2012年03月20日

むこう側の世界から

エジプトにはホルスというハヤブサの神様がいます。 
ホルスとは、エジプト語で“天空はるかかなたに存在するもの”の意で
その翼で大地を守る天空の神です。

日本には農作物を食べる野ネズミや小鳥、昆虫などを捕食することから
「農地の守り神」といわれている神様がいます。

ノスリです。

棚田に舞い降りました。

農薬などなかった時代にも
田畑の作物を守ることができた
神の止まり木。


生きものの生態、つながりをよく理解していた先人の知恵です。

(化学が進んでいますが、こういうことを大切にするのですぅぅぅ~~~)

!!!  

神のお告げ!?

飛び立った「農地の守り神」からか、
はるか遠くエジプトの「天空の神」からか・・・・・

ハローウッズ わだ



過去の記事:ノスリ「距離感って大事だね」  

Posted by ハローウッズ at 07:57ハローウッズの森から

2012年03月16日

「早春のすこやか幼児キャンプ」レポート

3月10日(土)~11日(日)、早春のすこやか幼児キャンプが行われました。
今朝の最低気温は1℃、朝イチには雪もちらほら・・・。
寒くて大変そうだな~っと、心配していましたが、子どもたちが集まる頃には、
なんとか止んで一安心。全員集合してキャンプのはじまりです。




今回のキャンプのメインは、広大な里山をみんなで力をあわせて歩くプログラム。
1日目は地図で行きたいところをみんなで決めて探険へ出かけます。

全員一致で「みどりのぐるぐる広場~」に決定!

カブトムシの丘を越えて・・・

エナガのつり橋でハイポーズ!


目的地のみどりのぐるぐる広場に到着~!

とりあえず!?みんなぐるぐる~

近くにあるブランコに乗ったり、

パフパフきのこも発見!

他にもプルプルきのこ!
ぺらぺらきのこ、とにかくいろんなものを見つけてました。

それぞれがおもいおもいに遊びました。

おかげさまで・・・
集合写真はなかなかうまくいきませ~~~ん!
でした。



たくさん歩いて帰ってきたら、おやつのいちごを食べ、
夕食のポトフづくりです。

厚切りベーコンをはじめ、みんなで調理。
                
ご飯は羽釜で炊きました!

ポトフの入ったダッジオーブンを火にかけて、

その間に今晩の寝床、テントをみんなで立てます。
雨がぱらついていたので、屋根の下でたてました。

寝袋を広げたら・・・そう、入りたいよねっ♪


待ちに待った夕食です。
本日のメニューは
「厚切りベーコン炙り焼き」
「ポトフ」
「羽釜ご飯」です。
みんなで「いただきま~~~~~す!!!」

片付けをして、寝る準備をして、
今日はおしまい。おやすみなさーい。

                 
たくさん遊んで、みんな朝までぐっすり。
誰一人、トイレに起きる事もありませんでした。

(外で寝たスタッフは寒かったようですが、
テントの中はみんなで寝ていてポカポカでした。)

2日目、
朝食はホットドック。
自分のパンを囲炉裏で焼いて、いただきます。

口を大きく開けて「ガブッ」。
 
さぁ、いよいよメインプログラムの里山歩きに出発です。
目指すはツインリンクもてぎ内の見晴らしのいい展望台です。
地図をみんなで確認して、
           
どんどん進みます。

カエルの卵発見!

道中は楽しい発見がいっぱいです。

地図を確認して、まだまだ進みます。




「やったー!」到着!
景色よりなによりお昼ご飯!になりました。

お昼を食べたらまたみんなで楽しくハローウッズに戻りました。

ちょっと休んでいたら・・・

眠くなってしまいました。

はじめはみんなの前で自己紹介するのもはずかしかったり、
「おかあさんに会いたいよ~」と、いうこともありました。

でも、たくさん歩いて、みんなでご飯食べて、遊んで、
最後はキャンプで楽しかった事を、みんなしっかりと発表してくれました。
             

今年度最後の幼児キャンプとなり、年少さんから新1年生になる年長さん、
経験者から初参加のみんなで、一緒にキャンプをする事ができましが、
親元を離れ、暗い夜を感じる事は子どもたちにとって、
大きなチャレンジだったと思います。

キャンプが終わった時、子どもたちが達成感で、いきいきとしているのが
印象的でした。またお迎えに来た家族の方との再会は、みんなが笑顔で、
改めて”絆”を感じました。

昨年は震災があり、早春の幼児キャンプは中止となりましたが、
1年がたち今回開催できた事をうれしく思います。

参加してくださったみなさん、楽しいキャンプをありがとうございました。
 
春・夏・冬・早春と行ってきた「すこやか幼児キャンプ」。
次回は、2012年4月21日(土)~22日(日)、
春のすこやか幼児キャンプ」です。
参加対象は年中・年長児となっています。みなさんの参加、お待ちしていま~す。

ハローウッズ 中原 他スタッフ一同   

Posted by ハローウッズ at 08:11ハローウッズのプログラムレポート

2012年03月13日

いい加減にしてください

遠くの山を眺めると春の感じがわかります。
冬とは違って、なんとなく赤っぽい感じに見えます。

芽吹きがはじまっています。

芽を包んでいる殻(芽鱗といいます)や
新しい葉が赤っぽいのもあります。

一つ一つは小さくてもたくさんの芽があるので
山全体がうっすら赤く見えるのでしょう。



芽吹きがはじまると待ちに待った山菜の時期です。

これはニワトコの新芽

茹でたり、天ぷらで食べられますが、
食べすぎは注意!

たくさん食べるとおなかを壊してしまうこともあります。
新芽を1つ2ついただく位でいいんではないでしょうか。
灰汁抜きも大事ですよ。

体によく、漢方薬に使われたりもする山菜。
これからどんどんいろんな種類が出てきて楽しみですが、
食べ過ぎると良くないものもあるので注意しましょう!

それぞれわきまえて、おいしくいただく!っというのが大切です。

普段の食事も、おしくても腹八分目がいいんでしょうね。


ハローウッズ わだ  

Posted by ハローウッズ at 08:15ハローウッズの森から

2012年03月09日

地の力!地力があるからこそ

東日本大震災からもう1年がたちます。

被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに
一日も早い復興をお祈り申し上げます。

まだまだいろいろと問題も山積みですが
各地で未来に向かって動いている姿をみると
逆に励まされてしまいます。

ものすごいパワーです。


森に入ると、近頃のぐずついた天気と
気温が高かったせいか、生きものの隠れ家として
立てかけてある木の隙間から

天然のシイタケがボコボコ出てきています。

シイタケというと、菌コマをほだ木に打ち込んで
栽培するのが一般的ですが、もともとここにある
自然の胞子が付いて勝手に生えてきました。


もともとこの〝地〝にあるシイタケ・・・

栽培しているシイタケとは
比べ物にならないくらい
柄の部分も太く力強い。

あらゆる自然の影響を受けながらも
たくましく、そして大きくなっていきます。

日本、そして世界、この「〝地〝力」が大きな支えに、
そして支え合いになって、強い力になるんだと思います。

ハローウッズ わだ  

Posted by ハローウッズ at 08:03ハローウッズの森から

2012年03月06日

ボコボコにされました!?

「啓蟄」(3/5~3/19)です。
冬の間 地中にいた虫たちが穴から出てくる頃です。

その虫を狙ってか・・・
トンネルの増改築、改修工事もピークのようです。

おかげで地面はボッコボコです。

モグラは地中を進みながら
民家の畑にも侵入してしまうため
嫌われたりもしますが、モコモコでかわいい動物。

漢字で書くと「土龍」
もともとはミミズのことを指していた漢字のようですが
サイズは違えどミミズのようなもの。

モグラのおかげで土の中にトンネルができ
空気が入り込むことでふかふかの土になっていることでしょう。

この森に現れた小さなエアーズロック群!?は働いた成果。
その下はフカフカでいい土がある。
働きがいのある、いい職場があるってことですね。

ハローウッズ わだ
  

Posted by ハローウッズ at 08:17ハローウッズの森から

2012年03月02日

「森づくり 伐った木を、生きもののために使う」レポート

2月25日(土)~26日(日)の1泊2日で、
森づくりワークショップ「伐った木を、生きもののために使う」が開催されました。

昨年12月から1,500本近い本数を伐採した場所に大型機械で穴を掘り、
太めに切った丸太を埋めて生きものの棲みかにする・・・

はずだったのですが、当日はあいにくの雨!

しかも前夜から朝方にかけて雪が降ったようで、朝起きると白く雪化粧。

っというわけで初日は室内で、木のお箸やカップづくり・・・
クラフト製作になりました。

皆さん「カップをつくりたい!」ということでスタートしました。


木工講座でも使用する、ノミなどの道具を使い、削っていきます。

皆さん真剣な顔で、作品づくりに取りくんでいます。
 

いつもはSTIHLのチェンソーと大きな丸太と向き合っていることが多い
常連のお客様も、小さな木とノミと繊細に向き合っているのが印象的でした。

「コン、コン、コン!!」木槌の音が響きます。

ある程度削り終わったら、機械を使って滑らかに整えます。

そして完成!!


ベースの材木(茂木町の木、ケヤキの材)は同じ形ですが、
一つ一つ違う個性が出た作品となりました。
取手や飲み口の厚さなど、こだわりが光る作品です。

カップには漆を施し、後日受け渡しとなります。
楽しみですね。

夜は近くの温泉に出かけ、戻ってからの夕食は豆乳鍋で体もポカポカ。
談笑しながら楽しい時間です。

そして今月は、ハローウッズ森のプロデューサー﨑野隆一郎の誕生日でした。

サプライズにケーキをつくって、プレゼント。
みんなの思いをこめた似顔絵つきです。


「人は1年1年歳をとるけれど、歳なんか関係ない。
  年齢が上だから、下だから、関係ない。
   おぎゃー!と生まれた赤ちゃんにも、
    学べるような人間でいなければならない」

ケーキを渡した後の崎野の話が、耳に残りました。

さて、次の日・・・
雨も止み、なんとか作業ができそうです!
地面の状況などを加味し、先月の続き、集材作業を行います。

丸太を、力を合わせて運び出します。
クローラーに丸太を一つ一つ積んでいきます。
「よいしょ!」

クローラーに積んだら今度はトラックへ。


みんなで協力して3tトラック4台分の丸太を運ぶことが出来ました。

この丸太が、ハローウッズの炭窯で炭になり、
今年1年のプログラムで使用する燃料となります。

ハローウッズには炭窯がありますが、
昔の人は山の中に炭焼き場をつくっていました。

運び易いように細めの木を伐って運び、
その場で炭を焼いて軽くして運ぶ・・・。

そのため、木を伐るサイクルは太くなりすぎない15年ほど。

頻繁に山に入って手を入れていたため、里山の自然が保たれていたのです。

炭というと今では特別なものに感じますが、かつてはこうやってエネルギーを
自給自足し、森と身近に関わることができたのですね。

昔のままでとはいかないけれど、ハローウッズはこれからも色々な
プログラムを通して、人と自然の関わり方を模索していきたいと思っています。


ハローウッズ 竹内&南斉(なんさい) 他スタッフ一同


さて、次回の森づくりは3月17(土)~18日(日)、
人と生きものにやさしい路づくり」です。
皆さんの参加をお待ちしています!  

Posted by ハローウッズ at 08:01ハローウッズのプログラムレポート